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1/29は「トランジット 佐藤健寿 特別編集号 美しき不思議な世界」が無事に発売。当初は過去の記事を集成という話だったのが、いつの間にか新規ページがたくさん増え、気づけばほぼ半分くらいは書き下ろしとなりました。なんだかんだで、本全部のテキストと写真を担当した充実の一冊なので、ぜひご覧ださい。(厳密には、取材ページのモロッコ、西海岸は写真撮影のみで、文章は同行した編集部の方。宇宙コーナーのロシア宇宙開発史は林公代さん)

TRANSIT 佐藤健寿 特別編集号 美しき不思議な世界
特別増刊号・佐藤健寿責任編集「美しき不思議な世界」発売! 佐藤氏とTRANSITのあれこれ

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そして同日、中目黒ROOTS to BRANCHESにて、写真展「From Caves to Space」のオープニング。天気予報は雪とのことでしたが、たくさんの人にご来場いただきました。当日用意したトランジットは完売。本当にありがとうございました。

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なお今回の写真展のタイトルはそのまま「洞窟から宇宙まで」。はるか数百万年前、洞窟を出た人類が、方やパプア・ニューギニアのように今もプリミティブな生活を送る一方、方やロケットに乗って宇宙まで到達している。その奇妙な世界をそのまま同じ地平に並べるという試みで、それは奇界遺産のコンセプトでもありつつ、そのまま自分の足跡でもあります。

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ただし今回はトランジットの刊行記念ということもあり、内容的には「奇界遺産」と「トランジット」の中間的な展示内容になっています。写真展は2/28まで続きます。また会期中は時間があれば在廊したり、写真を入れ替えることも予定しています。(在廊時はtwitterなどで告知します)

INFORMATION | ROOTS to BRANCHES

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そして1/31は、丸山ゴンザレスさんと、渋谷タワーレコードで「クレイジージャーニー」DVDの発売イベントに出演。クレイジージャーニーが始まったのが昨年元旦で、レギュラー化以降ずっと出演させていただいてるので、ゴンザレスさんは勝手に盟友のような気がしています。が、仕事を一緒にするのは意外にもはじめてでした。

普段、自分のトークイベントはともかく、人とのトークイベントになると割と任せてしまって、自分はあまり喋らなくなるパターンが多いわけですが、司会のあべこうじさんの素晴らしいMCワークのおかげか、気さくなゴンザレスさんのおかげか、割とよくしゃべった気がします。こちらも予約席完売とのことで、たくさんの人にお越しいただいて、本当にありがとうございました。

<イベントレポート>

『クレイジージャーニー』狂気の旅人・丸山ゴンザレス×佐藤健寿が語る、人気番組の裏話(1/2)|サイゾーウーマン
体を張ったのに放送カット「クレイジージャーニー」DVD発売記念イベントレポ – いまトピ
丸山ゴンザレス氏と佐藤健寿氏が夢の初対談! 立ち見DVDイベントに有名人も
丸山ゴンザレス氏と佐藤健寿氏 今後は危険地帯の“かぶり”に要注意

佐藤氏は、丸山氏が先日、番組でケニアの湖に浮かぶ、島が丸ごとスラムと化しているミギンゴ島を訪れたことに触れ「ミギンゴ島は僕も行きたくて、いつか自分の写真集に入れたいと思っていたけど、ゴンザレスさんに行かれて入れにくくなった」と告白。共演者だからこそ気を使う必要も出てきたようだ。

ちなみにサイン会のとき、何人かのお客さんにお土産など頂いたわけですが、クレイジージャーニーにも出ていた小方真弓さん(カカオハンター)のチョコレートを持ってきてくれた方がいて、食べてみたら驚くほどおいしかったです。自分の知っているチョコレートの概念が変わるくらい、別物でした。あと番組を見てなのか、マニアックなラーメンを買ってきてくれた人もいました。他にも色々と頂いてしまいましたが、すべておいしくいただいております。ありがとうございます。

イベントラッシュだった1月末ですが、締めくくりに2/5に代官山蔦屋にて、トランジットの発売記念イベントがあります。

TRANSIT特別編集号 美しき不思議な世界 発売記念トークイベント 佐藤健寿×Ametsub 旅すること、創ること —光を聴く、音を視る— | 代官山 T-SITE

ゲストは写真展でDJをお願いし、「ラジオアドベンチャー奇界遺産」でもタイトル曲を使わせていただいた、Ametsubさん。世間では音楽家として知られるAmetsubさんですが、実はハードバックパッカーでもあり、アイスランドを中心に、かなり稀有な旅をしてる人でもあります。写真や映像も素晴らしい(CDのジャケットも自作だそうです)ので、前々から機会あれば一緒に喋りましょうと話してたわけですが、音楽以外の形で人前に立つのがどうなんだろう、と逡巡していたのが、なぜか今回OKとなり、一緒にイベントをさせて頂くことになりました。会場では楽器演奏もあるそうで、誰よりも自分が楽しみにしている次第です。

なお、いつも書籍などにするサインが名前だけでそっけないと言われがちで、とはいえ気の利いたイラストや人生訓なども書けないので、サインの横に押すべく「奇界」入国スタンプを作りました。オーダーして届いてみたら思ったより小さくて驚きましたが、次回以降、サインの横にはこの入国スタンプを勝手に押させてもらおうと思います。

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